2013年6月23日日曜日

人生は証明の連続である

彼氏ができました。
大事なことなので二度言います。彼氏ができました!
わーお。自分で書いておきながらびっくりだわ・・・
相手は、例の肉食キャンペーン中に参加した合コンで出会った人。
合コンで出会いとか都市伝説の類だと思っていたのに、まさか自分が体現してしまうとは。
まあ確率の問題だと思うんですけど、生きてるといろんなことが証明できるなと感じております。

今回、出会って2週間後には付き合うということになったので、展開かなり早かった。
そのスピードに最初は警戒してブレーキかけてた部分もあったんだけど、客観的に見たら、大人の恋愛ってこういうもんなのかな? とも。
学生の頃は、学校やバイトで定期的に会って、共通の知り合いがいて、ゆっくり進展して・・・っていうのが普通だったけど
社会人になると、仕事or趣味のサークルとかで出会わない限り、なかなかそうはいかないですよね。
しかしぶっちゃけ、いいなあと思ってやりとりしてる最中ずっと「騙されているのでは?」「この人、怨み屋本舗の人なのかな?」と思っていた。
だって学歴高いし勤め先も立派だし、そのうえ結構イケメンなんだよ!
おいおい、32歳でこの物件が売れ残ってるっておかしいだろ! と猜疑心いっぱいの私は
特定の宗教を信仰していないか、ネトウヨではないか、バツイチではないかを初デートで確認してしまったほどです。
銀アクセとかパワーストーンとかもつけてなくて、普通にオシャレだしさ・・・(一方私はスタッズのついた韓国通販の靴をはいていた)
とはいえ、スペックの高さに比例して変わった部分も多い人なので、だからこそ気に入ってもらえたのかなと。
酒、音楽、麻雀が好きな人なので、その話ができるのもよかったみたい。場末か!

そんなわけで「ほかに女いるのでは」「彼女だと思ってたらセフレ扱いなのでは」などと悩みもしたんですが
よく考えたら別に失うものなどないし、喋ってて楽しいな、嬉しいなっていう気持ちを優先したほうがいいなと。
自分を大事にするのと、自分を守るのは、また違うし。
流れがぐいぐい来てるのをやり過ごすのはもったいない、失敗したとしても、ダイブする自分のほうが好きだなと思ったわけです。
あの有名な言葉を借りるなら、「乗るしかない、このビッグウェーブに」という感じである。
んで、一昨日ふと7年前のmixi日記を読み返してたら、妹が当時合コンで出会った男子と付き合うかどうか悩んでたときの話が出てきて
現在の自分の状況ともろかぶりで笑った。すっかり忘れてたけど、私、このときからわかってたんだな。
以下、一部抜粋します。

次のデートで“告白されるかも”ってのは、妹も感づいてるみたいでね。
元が合コンで知り合った者同士だし、その気がないのにデートだけするのは確かにルール違反だし、妹的には「キープはしときたいが、今すぐ付き合うというのも・・・」という心境。
(中略)

前述のとおり妹も私に似て可愛げのない子なので、「私は○○が好き!嫌うなら勝手に嫌え」というオーラをばんばん放ってる(そりゃモテねえわ・・・)らしいんですが、田中くん(仮名)は、それでも全然気にしないで、むしろますます妹に惚れっぱなしらしいんだわ。
「マリコってサバサバしてて話しやすい」とか「そういうところ面白い」とか。
私はそれを聞いてちょっと感心しました。
いや、田中の本心わかんないし、悪い風に考えれば(何か裏があるとか)キリないんだけど、素直にとれば
「それだけあんたが我を貫いても、ちゃんと付いて来てくれる男なんて普通なかなかいないよ?」
迷ってた妹は、この私の台詞で前向きになったらしい。


いやー、こうやって予想外のことが起きるから、生きてるのって楽しいよな。
去年の夏にはじめた麻雀が、こんなところで役に立つとも思わなかったし、マジで人生どう繋がるかわからんものですよ。
髪の毛サイド刈り上げでも、部屋にLUNA SEAのポスター貼ってても、デートにJのツアーT着てっても
デートに誘われて「その日はミッチーのライブなので無理です!」と断っても
できるときにはできるらしいわ、彼氏。すごいな!!! 

2013年6月11日火曜日

肉食キャンペーン

うおお、また更新の間隔があいてしまった! すみません。
この1か月何をしていたかというと、正直に言います、肉食キャンペーンを張っていました。
具体的に言うと、2週間のあいだに街コン1回、合コン3回という、自分史上最強に肉食な日々を過ごしておりました。
去年の秋に元彼と別れてから、本当に何もない、平穏な日々を過ごしていたのですが
ゴールデンウィークにHrk姉さんと軽井沢にビール工場見学に行ったとき
「すっごい楽しいけど、私たち、このままでは永遠に結婚できない!」とハッとし
帰りの新幹線のなかで、街コン参加の日程を決めたという・・・
思い立ったが吉日!
ちょうど、ほかの友だちと合コン調整しましょうって言ってた話も立て続けにまとまって、結果的にぎゅうぎゅう詰めのスケジュールに。
我ながらアラサーっぽいですね。

しかし、結果的に言えば、短期間で詰め込んだことがよかった。
20歳から6年間付き合った人とパッと別れてしまったので、正直、27歳にしては恋愛偏差値が低すぎるし
恋愛に対しては潔癖・鈍感な部分もあるので、始まる前は戦々恐々だったけど
恋愛市場における自分のポジションを客観的に認識できたし、間隔が短いゆえにフィードバックをすぐ活かせるし、「はい次!」とどんどん進むことができたというか・・・
こういうこと言うからモテないんだと言われましたが。
街コンって、2人1組で参加して、30分ごとに席替えで、合計6セットあるんですよ。つまり1日で12人の異性と会う。
休日の昼間だし、友達と参加するからそれほどハードル高くないし、合理的なシステムだなと思いました。
最初のほうに会った人などは、正直すぐ記憶があいまいになったりもしますが・・・まあ、それも巡り合わせですね。
驚いたのが、連絡先の交換はほぼLINEということ。完全に時代を感じる。
確かに、LINEだと電話番号は知らせなくて済むし、ブロックも簡単だもんね。
そんなに使いこなせているわけではないが、iPhoneに機種変しといてよかったわあと思いました。
街コンの感想としては、すごく良い人がいるわけではないが、悪い人も特にいない、割と普通の勤め人が来ているんだなという印象。
25歳~35歳しばりの会でしたが、公務員、テレビ局の音声さん、SE、電機メーカー、カフェ店員など、かなり幅広かった。
ふだん、なかなか会えない人たちばかりだったので新鮮でした。
合コンも、セッティングしてくれた友達のおかげで、なかなか面白いメンツで。
自覚的に出会いの場に臨むと、いつもと違う器官を使うというか、対人モードになっている自分自身が新鮮。
この数年間、ほんとにゆるいモードで生きていたので、ときにはアウェイに身を置くのが大事だなと思った。
ついでに言うと、真面目な話、短期集中的に女性ホルモンが分泌された気がするわ。
短期留学などと一緒で、終わったら英語喋れなくなる感じだと思うけど。

27歳、若くはない。が、この手の場(特に街コン)では、まだニーズがある。
裏を返せば、ある程度有利に進めようと思えば、この1~2年で決めなければいけないということを、肌感覚で実感した。
一方、同い年~ちょい年上くらいで、ユニークな男も結構残ってる。が、それはそれなりの理由があるし
私もまた(あえて言えば)「売れ残っている」状態で、そこにも理由がある。
そのなかで、互いのニーズが合う相手をみつけなければいけないんだなーと思いました。
出会いを繰り返した結果、「自分にとって本当に大事な条件」も見えてきたんだけど
私の場合、「ちゃんと仕事してること」「頭がいいこと」「話がはずむこと」だなあと思った。

結婚願望は強くないほうだし、出産願望にいたってはもっと低いし、たぶんひとりでも生きていけるけど
でも、世の中の流れというか、妙齢の人たちのあいだでは、こういうことが行われているんだ!というのがわかって、よかったです。
ついでに、「はやく退社しなきゃ!」と思って、出社自体を早めにしたら、思わず仕事がはかどったという。謎のライフハックである。