2012年9月1日土曜日

香港マカオ一人旅③

2日目後半です

マカオ中心地であるセナド広場まで徒歩で向かう。
セナド広場は噴水を中心とした広場を建物が囲んでいるのですが、ポルトガル色の強い雰囲気で、中国じゃないみたい。
それからまた10分弱歩いて、 マカオ最古の中国茶専門店という「英記茶荘」へ。
写真撮り忘れちゃったんだけど、筆書きのラベルが貼ってある大きな缶が並んでる図が素敵でした。
友達から龍井茶を買ってきてほしいと頼まれていて、日本だと200~300gで3000円くらいと聞いていたのに、ここでは150gで600円だった! 安すぎる。
量り売りはもちろん、小さな缶も可愛いのが揃っていて、ここは楽しかった。
家族経営の小さなお店でしたが、日本語、英語のカタログもあるので安心。
続いて近くにある喫茶店「積木冰室」で一休み。
勝手にかき氷があるのかと思って入ったが、軽食とかも置いてあるような普通の喫茶店だった。
またしても漢字の字面だけ見て適当にオーダーしたら、カットされたパイナップルの入った飲料水が。美味かった。
店内もレトロで可愛かったです。
中と外の湿度が違いすぎて、写真を撮ろうとしてもレンズが曇ってしまう!
右端のポストが可愛い。

その後は、なんとなく地図を見ながら街中をぷらぷら。
坂道が多くて細い路地も多い。ちょっとイスタンブールのウスキュダルを思い出した。
マカオの世界遺産はこのへんにかなり集約されているので、散歩しながら気軽に見ることができます。
これはカテドラル。マカオだけでなく、日本や韓国などの東アジア地区の主教管区を司る教会だったそうです。
しかし、個人的には世界遺産以上に、なんでもないような道にいちいちときめいた。
中国とポルトガルが絶妙に入り混じって・・・コロニアル万歳!!
建物の外観はポルトガル風なんだけど、ぼんぼりやら、ちょっとした細部が中国なんだよね。
アパートの中庭に道教?の祭壇が見えたり。
興奮しすぎて「ここなら! 暮らせる!」とひとり叫んだりもした。

夕食はポルトガル料理「新口岸葡國餐」へ。
旅行前からチェックしていたんだけど、ホテルでTwitterしてたら、
最近マカオに行ったばかりというフォロワーさんからオススメされたのでした。
庶民派の人気店らしく20時過ぎではすぐ入れなかったので、予約だけして近くのリオ・ホテルへ。
トイレだけ借りるつもりが利用客以外は使えない仕様だったので、カフェで食前酒としてビール一杯いただく。
21時頃レストランに入り、ワイン片手に食事スタート。
レタスのニンニク炒めで、久々に野菜をむしゃむしゃ。ムール貝のオーブン焼きもうまーい。
極めつきはもちろん、アフリカンチキン!
アフリカンチキンとは、カレーみたいな独特のスパイスで味付けられたグリルチキン。
大航海時代、ポルトガル人がアフリカの鳥料理とマカオまでの航路で得たスパイスを組み合わせたのが発祥というマカオならではの料理です。
うまいんすよこれ! 赤ワインが進む進む。
店によって味付けが違うそうですが、ここのは割とスパイシー、でもほどよい辛さ。
ハーフサイズにしたのにこんもり出てくるから、このときばかりは一人旅であることを悔やんだ。
店内も活気があって、良い店だったな。しかもホテルまで徒歩5分くらいだったので便利でした。